新着情報

2019.02.20

2019年(平成31年度実施予定)のIT導入補助金は、補助上限450万。

2018年12月21日に経済産業省の平成30年度第二次補正予算が閣議決定されました。
中小企業生産性革命推進事業の一環として、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」「小規模事業者持続的発展支援事業」と合わせて、1,100億円の予算を計上予定です。

IT導入補助金の目的

中小企業・小規模事業者等の生産性向上を実現するため、バックオフィス業務の効率化や新たな顧客獲得等の付加価値向上(売上向上)に資するITツールの導入支援を行います。
サービス等生産性向上IT導入支援事業により、補助事業者の生産性を向上させ、サービス産業の生産性伸び率を2020年までに2.0%を実現することに貢献します。

中小企業生産性革命推進事業 IT導入補助金事業は2019年も実施予定

昨年度から変更点は?

中小企業庁の発表では2018年度第二次補正予算案に新たに「中小企業生産性革命推進事業」として、1,100億円計上されております。
内容は従来の「ものづくり補助金」、「IT導入補助金」、「小規模事業者持続化補助金」の3つの補助金を統合したものとなっております。
「IT導入補助金」はこの枠組みの中で2019年も実施されることになる見込みです。

中小企業庁 中小企業対策予算 参照

補助金の対象者は?

中小企業、小規模事業者(飲食、宿泊、小売・卸、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)が対象となります。

  • 補助上限額と補助率
  • 補助上限額:450万円
  • 補助下限額:40万円
  • 補助率 1/2

昨年度と比べて補助率は1/2は変わりませんが、補助上限額が450万円と昨年の上限50万円から大きく引き上げらました。
一方、下限額も40万円と、昨年の15万円から引き上げられました。

中小企業庁 中小企業対策関連予算 平成31年度予算「IT導入補助金」より掲載

今後の予定

まだ詳細は発表されておりませんが、上述の通り中小企業庁より概要が公開されております。

昨年は500億円の予算がIT導入補助金に割当られておりましたが、今年は大幅に減額される見込みです。
中小企業生産性革命推進事業の1,100億円の内、その大部分がものづくり補助金に割り当てられるだろうと言われております。
補助上限額は大幅に引き上げされているので、
今年のIT導入補助金は昨年に比べ採択率は非常に厳しくなると予想されます。
予算100億円、補助額の平均が150万円と想定すると、採択件数は6千件程度の見通しとなり、昨年の約6万3千件と比べ大幅減になります。

今後、公募詳細の新しい動きがありましたら新着情報にてお伝えさせて頂きます。

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また、上述の2019年のIT導入補助金に関しまして、公募要領等の詳細な内容は未定です。記載の内容にも変更がある可能性がございます。予めご了承お願いいたします。